焼鳥IPPON

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|概要

  • 日時:2021年8月
  • 主体:DDホールディングス
  • 施策:コロナ時代に合わせた飲食サービスを提供
    • スマホでメニュー提供&オーダー
    • スマホでオーダーカスタマイズ
    • ダイナミックプライシング
    • スマホで決済

|いい仕組みポイント

1. 飲食業における非効率をデジタルの力で効率化


オーダー、カスタマイズ、会計など、これまであたり前のように人間が行なっていた作業をユーザーサイドに自然に渡せている。またタブレット端末を店舗側で用意するのではなく、お客さん自身のスマホを利用させる点も秀逸。これによって店舗側が用意すればいいのは基本的にはネット環境だけ。下手したらネット環境すらいらない。店舗側からしたら初期費用の削減にもつながるし、ユーザーサイドからすると使い慣れた自身のスマホを利用できるメリットがある。これだけスマホが普及している世の中の状況を逆手にとったいい仕組み。これによって店員は、飲食店の本筋である調理と、接客やサポートなど人間らしいきめ細やかなコミュニケーションにも注力できる。

2. UXが気持ちいい


ユーザー側に作業をわたす、使い勝手が悪かったらユーザー体験としてマイナスになってしまう。けれども、このサービスはWEBであることの特性を十二分に活用している。動画によるシズル感の醸成、カスタマイズ時のインタラクション、時間帯によるダイナミックプライシング、オンライン決済など。紙のメニュー以上の体験を提供できている。だからこそなんら不満に感じることがない。このようなプラットフォームを提供しているトレタには今後も注目していきたい。

3. コロナ禍に合わせた新しい飲食スタイルの提供


なるべく会話を減らしたい。人との接触を減らしたい。短時間で食事を済ませたい。コロナによって生まれたこれらの人間心理をうまく解決するような形でサービスを提供している。店舗側のコスト削減や業務効率化を、ユーザー体験だけではなく、社会的な意義という側面からも価値提供していることがすばらしい。店舗、ユーザー、社会、三方良しのいい仕組みこそ、これからもどんどん生まれていってほしい。

|効果メモ

  • メディア露出
    • 通常の店舗開業以上にニュースバリューがあるため媒体に乗りやすい

|参考

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