目次
|概要
- 日時:2013年2月〜
- 主体:個人
- 施策:
- 大学3年生の就職期「普通に就職活動をしても、周りには勝てない」と自覚
- 就職活動のための自己PRサイトを作るという奇策を思いつき、友人に制作を依頼
- 学生でありながら顔と本名を公開し、不遜にも即戦力を自称するというネタ要素の多いサイトとして大きな話題を生む
|いい仕組みポイント
1. 逆就活という新しいアプローチ
リーマンショックや東日本大震災を経て、景気も大きく停滞していた時代。買い手市場として企業側優位な状況のなか、就活生も非常に苦戦が強いられる時代でした。一方、インターネットの世界も、まだ実名/顔出しが一般的ではなく、一部のブロガーや有識者のみが行なっていた様な時代です。
そんな時代において、実名/顔出しをこれだけ前面に出したwebサイトはインパクトがありました。自虐や皮肉がきいたコンテンツもあいまって、IT企業を中心に大きな話題を作ります。買い手以上のなか、売り手から強気にアプローチをする「逆就活」というジャンルを開拓した事例にもなったと感じます。
|効果メモ
- サイト公開により数多くの反響がある
- Facebookの「いいね!」が2万以上
- ツイートは2000以上
- YouTubeの再生数は100万回超え
- 1000通以上のメッセージが届く
- 50社以上から面接を申し込まれる
- なかには、誰もが知るグローバル企業からの問い合わせもある
- 最終的に株式会社LIGにインターン生として入社
- 2014年1月、フジテレビ+でドラマ化
- 2014年8月、書籍化