目次
|概要
- 日時:2012年7月
- 主体:Pavegen Systems(ロンドン)
- 施策:地下鉄ウェストハム駅の歩道のタイルで自家発電を行う
|いい仕組みポイント
1. エネルギーの再利用
駅を多くの人が歩く。どこにでもあるような風景が「発電」という形で違うエネルギーとなって活用することができる。シンプルすぎて驚きが少ないかもしれないけど、こうした普遍的なアイデアっていい仕組みだと感じる。うまく応用すれば恐ろしいほどのエネルギーを生み出すことにもなる。フェス会場とかでもあったらとても喜ばれるんじゃないかな。
2. 2021年の現代でも活かせるアイデア
2012年の施策だけど、昨今のエネルギー問題とか考えるといまだにとても有効な施策になり得る気がする。それこそ品川駅の駅構内(通称「社畜ロード」)とかに設置したらとても話題になりそうだけど。こうした技術は10年も前から存在しているのに、いまだに社会に広く活用されていないことを考えると、他にもボトルネックになる部分がるのだろうか。追加で調べてみたい。
サイトを見る限り、この技術をもってる「Pavegen Systems社」はいまでも世界中に技術を提供していそう。こういう会社と組んで仕事をしてみたい。
|効果メモ
- オリンピック公園に向かう歩道に沿って設置された12個の発電フロアタイルは、約7,200万ジュールのエネルギーを作り出すという。これは、オリンピック陸上競技場のトラックを小型電気自動車で397周したり、1時間に10,000個の携帯電話を充電したりできるほどの発電量だ。この設備によって、歩道は24時間照らし出され、余った電力はバッテリーに蓄えられる。
|参考
Pevegenサイトhttps://pavegen.com/